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地図は面白く楽しい(2016年9月-1)

地図、誰でも日に一度は見ているといっていいほど日常的なものですが、色々な種類のものがあり、どれも情報の宝庫、実用ばかりでなく見ているだけでも面白く楽しいですね。わたしは決してマニアやオタクではありませんが、地図好き、その楽しみ方の一端を記してみます。
(各図、クリックすると拡大します)

・違う地図を見て情報の違いを楽しむ
インターネットで見ることができる地図、沢山ありますが、次は代表的なものと、大元のものです。

図1 グーグル地図 図2 ヤフー地図 図3 国土地理院地図

グーグル地図とヤフー地図、そんなに大きな違いはないように見えますが、交通信号の表示数、町名や通り名の表示に違いがあるのが分かります。国土地理院地図には、標高、建物の密集度合い、道路の種別、公共機関の所在ほかの情報があっても、町名、通り名などの情報は必ずしも多くなく、交通信号はありません。でも、これが他の全ての地図の大元なんですね。特徴を知り、使い分けるといいですね。

・自分の住んでいるところは標高何mくらいか、国土地理院地図ならおおよそわかる
京都市は海から遠い、なので標高はそれなりに高いのでは・・と無意識に思っていたのですが、なんと、京都駅付近でたったの30m程なんですねぇ(海面からビル1つ分くらい高いだけ)。

図4 烏丸九条 図5 烏丸七条 図6 烏丸四条

・時代の違う地図をみて変化を楽しむ
ひと・まち交流館 京都あたりを五つの時代で見てみます(図7~図11)。
お土居、安土桃山時代、秀吉が造った、まだ高瀬川、枳殼邸はない。(図7)
幕末、お土居、高瀬川、枳殼邸はあるけど(図8)、明治四十四年になると、お土居がなくなり市電が走ってる。その市電は木屋町通を通っていて、河原町通りは新寺町通となっている。(図9)
大正十三年、まだ市電は寺町通。昭和六年では河原町通はがつながっていて、市電も河原町通を通るようになっている。(図10)
そして現在、もう市電はありませんね。ひと・まち交流館 京都から河原町五条へ向かう途中に、五条大橋への近道がありますが、もと市電が走っていた道路だということがわかります。(図11)

図7 安土桃山時代 図8 幕末維新時代 図9 明治四十四年


図10 大正十三年 図11 昭和六年
(お土居、明治になって取り崩された、その記憶でしょうか、土手町通の通り名がありますね。)

・ネット上の地図を楽しむ
インターネットでは、Google地図、Yahoo!地図、Mapion、いつもNAVIなど、いろいろな地図が見られます。どれもマウスホイールを回せば拡大/縮小でき、ルート検索、ホテルやレストランが掲載されていたり、とても便利、一見大差ないようでも、サイトごとに機能差がありますね。ルート検索、地点間の距離計算、お気に入りスポットが登録できる等、またスマホで同じものを見ることができる等・・。

・PokemonGOは地図が土台の画期的なゲーム
GPSと地図、そしてARを組み合わせた。シニアの運動不足解消にいいですね、スマホで健康を・・。

・Google地図というサイバー空間で「世界一周旅」の記事も・・
「80秒間世界一周」( http://blogs.yahoo.co.jp/sekisen_tsurezure/41908951.html

☆地図を持って外に出ましょう

By かもねぎ

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