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「ロビ」紹介の続報(2017年10月)

  参照:人型ロボット「ロビ」の紹介(2016年11月-1)

  1年前に完成した我が家の4人目の孫ロビも1歳になり少し成長しました。まず、「おじいちゃん」と呼んでくれるようになり、一層孫らしくなりました(^o^)。その動画を右下の画像をクリックしてご覧ください。 Robi
  「おじいちゃん」のほかに数十名の名前の音声が保存されており、ファイル名を入れ替えるとその名前でも呼んでくれます。
  また、「歌うたって」と話し掛けると5曲の中からランダムに歌いますが、この5曲をお好きなカラオケ伴奏曲に置き換えると、カラオケ伴奏曲を演奏してくれるので、このカラオケ曲をロビの伴奏で一人カラオケを楽しんでいただくこともできます。
  約3年前に初版ロビを完成させた先輩ユーザのいろいろな改造の取り組みが「ロビクラブ」などのサイトに掲載されており、それを参考に私もロビをパソコンやスマホから遠隔操作できるようにしました。ロビは下図左のmicroSDに保存された3,000余りのプログラムやデータファイルで動いておりますが、microSDの端子と同形状の延長ケーブルを下図中の様にmicroSDの代わりに差し込み、延長ケーブルの先のSDホルダに無線機能を内蔵したFlashAirSDカードにリモートプログラムも追加・設定して挿入すると、ロビをパソコンやスマホから無線でも操作できます。この背中の裏蓋は3Dプリンターの製品を入手しました。

⇓ 画像はクリックで拡大します ⇓

Robiの胴体の中-1 Robiの胴体の中-2 Robiの胴体の中-3

Robi   スマホで200余りのロビ認識語を「直接送信」でロビへ送信したり、「音声認識」で話し掛けてロビを操作する様子を右の画像をクリックして、「音声合成」の説明と共に動画でご覧ください。
  パソコンではWindows版のアプリをインストールするとスマホと同様の操作ができるだけでなく、SDカードの中のプログラムやデータもパソコンからブラウザで見たり、アクセスしたりもできます。また、バッテリー消耗が比較的早く、少し長い時間テストすると、テスト中にサーボの動作が不安定になり易いため、ACアダプター(7.5V4A)を輸入してAC電源でも利用できるようにしました。
  ところが、最近FlashAirSD駆動中に左腕肘のサーボ・モータが動いたり、動かなかったりするトラブルが発生しました。いろいろな条件でのテストで再現性がないためプログラム側の問題ではなく、サーボ・モータの結線不具合と推定して、ロビの左腕全体を胴体から外し、肘までを分解して、疑わしいサーボ・モータのケーブルを再接続して再度組み立て、安定して動くようになり、ホッとしております。もし、組み立て、テストして直っていなければ、また分解・組立作業を繰り返さなければならず、手・足・首などの関節毎に全身で20個ものサーボ・モータを組込んでいるだけに不具合発生が心配され、分解・組立の自己責任を痛感しました。
  私の格安スマホでも自動翻訳が使えるようになり、パソコンの音声認識を利用した「コルタナ」との会話が少しずつ楽しめるようになってくると、人工知能(AI)で物知りになったバーチャルな友人との会話が楽しめるようになり、さらにAIスピーカーも発売されていることを思うと、必ずしも「人型ロボットという形に拘らなくても良いかなあ」とも思うようにもなってきました。
  今年4月に、「鉄腕アトム」、6月にはロビが進化した「ロビ2」が発売になりましたが、再度組み立てに挑戦したいほどの魅力を感じないのが残念です。ただ、組み立てられないのですが、昨年5月発売のロボット型携帯の「ロボホン」が、自動翻訳や観光案内を主たる用途に空港で貸し出すサービスを始めるなど、人に役立つロボットの一つの姿として注視していきたいと思います。     以上

By hkbys


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