オンラインで楽しいサポート(2020年10月)
新型コロナウイルス感染で世界中の生活が一変しました。日本では突然学校が休校になり、百貨店や人が集まる所が休業になり、
会社などは自宅でテレワークするなど人の動きが止まってしまいました。私達のボランティア活動も当然中止になり家に居る毎日を送っていました。
そんな自粛生活が長く続きボランティア活動が出来ない中、オンラインのSkype(スカイプ)を使ってみようという話が出て
苦手だったこのソフトの使い方を教わりました。
最初は慣れない操作に戸惑いましたがパソコンの画面上に長く会っていない仲間の笑顔が現れた時は本当に感動でした。更に2人、3人、4人・・・と
次々繋がるようになり自粛生活に明かりが見え始め、一歩進んでSkypeを使いみんなで「体操」をしようということになりました。
コロナで外出できない時期に週数回みんなと体操してお喋りする時間は自粛生活の中でとても助けになりました。
今迄経験したことの無い自粛生活、これからもあるかもしれない時のためにもオンラインの有難さと必要なことを深く感じた次第です。
緊急事態宣言が解除された6月に初めてSkypeを使ってオンラインサポートをしました。依頼者さんは自宅でサポートを受ける形態です。
初回は交流館で顔を合せてSkypeが繋がる事を確認し、2回目からオンラインサポートを始めました。依頼者さんの画面を共有してのサポートは
やり易かったです。依頼者さんも自宅に居るということでリラックスされ、最終日には「楽しかったです」と言って下さいました。
しかし自宅からのサポートは様々な条件が合わないと出来ません。交流館でのマンツーマンサポートにもオンラインサポートの形を
取り入れる事でソーシャルディスタンスが守れるのではないかと考え、依頼者さんのパソコンと自分のパソコン2台並べて画面共有し
サポートすることを試みました。画面共有できるツールとしてSkype・Zoom ・TeamViewerを使っています。Skypeは画面共有しか出来ませんが
Zoom ・TeamViewerはサポートする側もマウスで操作が出来るし、文字を入力することも出来ます。昨年までは思いつきもしないオンライン、
これからは普通になるかもしれません。
最近はお互いの自宅からスタッフ同士でオンラインを繋ぎ教えてもらったり教えたりして楽しんでいます。わざわざ交流館に行かなくても 問題解決できるオンラインは素晴らしく画期的な社会生活だと思います。
今回コロナで日本が「デジタルに弱い」と認識されたことで、新しく「デジタル庁」が誕生しました。これに依って、これからはオンライン化が どんどん進んでいくと思います。でもオンラインの便利さ楽しさなどを感じている人はまだ少ないです。これからは私達がその便利さ、 楽しさを伝えていけるようにもっと勉強していきたいと思っています。
by かおり