老いてこそ、スマホ(2024年3月)
このタイトルにキーワードは2つあります。
家人が図書館で上記タイトルの本を借りてきた。パラパラと読んでみると何かとためになることが書かれているので紹介したいと思います。
本の情報は詳細下部に紹介しているので参考としてください。
本書は牧壮(まきたけし)氏と増田由紀(ますだゆき)氏の対談をそのまま原稿にした形式をとっており、IT関係の書籍にありがちな堅苦しさがなく大変読みやすい本となっているのも特徴です。
副題に「スマホが使いこなせたら、人生快適」としています。また「加齢の悩みの9割はスマホで解決できる!とも。
蛇足ながらスマホはアンドロイド、アイフォン両方に対応できるよう
書かれていますし、ちょっとしたアプリの解説などもあります。
さて章立てについては下記のようになっています。詳細については本の著作権内容にあたるのでここでは触れません。各自の読書におまかせします。
*序章 スマホ苦手意識がすっと消える7つの新発想、そのお悩みとは
1.物忘れが多くなった
2.孤独感・孤立感がある
3.災害時に頼れる人がいない
4.息子・娘とギクシャクするように…
5.日々の買い物がおっくうになった
6.体力が衰え体のあちこちが不調
7.することが無くて日々が退屈
*第1章 スマホの検索クセが身に着けばふけこまずに済む
*第2章 体と心の衰えは、スマホで十分にカバーできる
*第3章 家族・社会といつでもつながれるスマホ交流術
*第4章 シニアの買い物はスマホでもっと楽しくらくになる
*第5章 災害の時に必要なのは、まずはスマホです
*第6章 「デジタル終活」は、スマホ利用者の新常識
*おわりに
そしてそれぞれの章では仮想の読者からのいろいろな質問とそれに答える内容が対談形式で展開されます。
Q(質問)例として、「文字入力が苦手です、簡単に入力するには?」に対して答えの一つとして「音声入力」の使用にチャレンジしてはどうか?などがあります。
また別の質問では「子供に使い方を聞くといつもけんかになる、どうすれば?」とする「シニアあるある」のお悩み相談もあります。これに対する答えは読んでのお楽しみとしておきましょう。
もう一件紹介しておきます。質問として「災害時シニアはどう家族と連絡とるか?」に対しては、LINEや災害用伝言ダイヤルなどの活用をすすめています。
いずれの場合も有効と思われる使い方は日ごろからアプリを使い慣れておくことが重要となります。
身近に教えてもらえる環境が無い場合こそ「ぱそぼらんど京都」にご相談いただければと思います。
本書に関する情報
タイトル 「老いてこそ、スマホ」
著者 牧壮・増田由紀 共著
出版社 主婦と生活社
価格 税込み1650円
注:京都市図書館で借りることができます
By Kentsan