本を聴いてみよう(2018年5月)
皆さん、最近本を読んでいますか?私も本は好きで今も本屋にはよく立ち読みに出かけます。もちろん目的は何か新しい本や雑誌を見るためですが、最近は本の読み方に変化が出てきました。即ち最後まで一言一句読み切る根気がなくなってきたためです。根気だけでなく目もめっきり疲れが早く出るようになります。
こんな時、本の内容を耳で聴ければ助かります。特に目の疲れが出ないのはいいですね。そこで本の内容をいろいろな方法で聴くことについて探ってみました。
1)CDを購入する
CDブックとかオーディオブックと呼ばれています。最近は目の不自由な人だけでなく健常者もCDを求めることが多くなったと思います。本屋に取り揃えていない場合が多く読みたい本は大抵ネット購入になりますが読みたい本が見つかる可能性は大です。Amazonでは国内・海外作品を数多く取り揃えています。欠点は結構高額になる場合が多いことです。
2)図書館でCDブックを借りる
読みたい本が図書館のライブラリーにあれば高額なCDを買う必要はありません。さっそく京都市図書館で「藤沢周平」と「CD」をキーワードで検索してみました。すると藤沢周平の時代小説が20点以上リストされているので選んで予約を入れることができました。
このように作家名を入力して在庫のあるものを選ぶのが効率的です。欠点はほとんど文学作品でしかも短編作品に限定されることです。
3)ネットメディアに頼る
この方法はパソコン/スマホとインターネットを利用する方法で、さらに次の種類があります。
☆ NHKラジオ放送 代表的なものとして新日曜名作座があります。西田敏行と竹下景子の2人で構成されているラジオドラマです。ドラマに編集されているので原作のそっくり朗読ではありません。「らじるらじる」の「聴き逃し」で最新作が聞けます。
☆ NHKらじるらじる「聴き逃し」 ここには各種ラジオ番組(第1、第2、FM)の番組で聴き逃したプログラムが多数UPされています。その中で「朗読」というジャンルがあり現在、江戸川乱歩や芥川龍之介などの作品朗読が聴けます。
4)Amazonの「audible」を利用する
最後に音声ストリーミングによるサービスについて紹介します。月額1500円の聴き放題サービスで、オーディオブックを好きなだけ聴けるというものです。特徴は扱うジャンルが20種以上と豊富なことです。文学作品、ハウツー物、エッセー、海外新聞、
雑誌など目移りがするほどです。左は選べるタイトルの例です。対象デバイスもPC、スマホ、タブレット全て可。OS毎の専用アプリをインストールして使用することになります。欠点はやはり月額が自動的に発生し、カードにチャージされるので要注意な点です。
皆さんも最近本を読む根気がなくなったという方はぜひ一度上記のどれかを試してみてはどうでしょうか。
by Kentsan